薬剤師リクルーターブログ
日々、薬学生と薬剤師の採用のために日本中を駆け回っているリクルーターの心の声です。

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Author:miya
薬学生・薬剤師の採用の仕事をしています。
年間数百名の薬学生、薬剤師、薬学系大学の先生方と会って話をするうちに、いろんな人間模様が見えてきます。
このブログではその人間模様や医療業界・薬業界の採用事情・裏事情を紹介していきます。



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戦士の挽歌(バラード)

1980年代はじめに初版本として発刊された故大藪春彦氏著書のハードボイルド長編小説、戦士の挽歌(せんしのバラード)という本があります。
私は社会人になったばかりのころ、初版本発刊からだいぶ経っていたと思うのですが、私が医療の世界で仕事を始めたと聞いた大学時代の同級生から譲ってもらって読んだのが徳間文庫から発刊された3部作でした。
ストーリーはというと、中堅後発メーカーのさえないプロパー(現在のMR:以前はプロパーが直接医療機関等と価格交渉をすることが多かった)が夜になると本当の姿をさらけ出し、悪徳医者を相手に戦いを挑むというもので、ハードボイルドにあまり興味がなかった私の大きな衝撃的で人生の転換点となる主人公との出会いでした。また、ある意味の憧れを感じる主人公の姿で、とても真似できないとは思いつつ気持ちだけはカッコ付けたものでした。
その3部作の小説はハードボイルドお決まりの殺戮シーンやお色気シーンもありますが、私が何故印象に残っているかというと、当時の医療業界の問題点や商慣習などを忠実な取材に基づき説明を加えてあるということです。医療の世界の駆け出し新人だった私は、この小説を読んで、業界の裏を垣間見て得した気分になったものでした。
昨日(8月30日)出張中の新幹線のキヨスクで久しぶりにその小説に出会って、思わず衝動買いしてしまいました。光文社からの発刊ですが上下の2部構成になっています。
私にとっては医療業界で生きていけると勇気付けてくれた本だったので初心に帰るつもりでまた読み返したいと思います。
古い時代の業界を舞台にしたストーリーですが、今に至るある時代の面影を感じてみるのもこれから将来を見据える上で大切ではないでしょうか。
また、みなさんの心の出会いの本はなんですか?心に残る本は読み返すと、その時代に戻って自分を見つめ直すことができるという不思議な力を持っています。

戦士の挽歌(上)
戦士の挽歌(上)

戦士の挽歌(下)
戦士の挽歌(下)

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